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繊維状の天然鉱物で、外観では綿のような石であるため石綿と呼ばれています。かつて世界中で使われていたが、その分類は、蛇紋岩系と角閃石系に分けられています(表1、図1)。アスベスト分類の中に、クリソタイル、アモサイト及びクロシドライトは日本の産業によく使用され、特にクリソタイルは最も多かったようです。

■表1 石綿の分類
分類
名称
蛇紋石系(サーペンタイン系) クリソタイル(白石綿)
角閃石(アンフィボール系) アモサイト(茶石綿)
クロシドライト(青石綿)
アンソフィライト
トレモライト
アクチノライト


図1 石綿の現状および顕微鏡画像
クリソタイル(3種類の中では人体への有害性が一番低い)
アモサイト(3種類の中では人体への有害性が2番目に強い)
クロシドライト(3種類の中では人体への有害性が最も高い)



アスベストは、耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性、絶縁性、他の物質に親和性がよい等の優れた特性を持つため、各産業分野に多く使われていた。日本ではほとんど生産していないが、1950年代から外国より輸入が増え、90年代まで続いた。その後輸入量が減ってきたが、これまでに建築資材、自動車分野、電気製品、家庭用品などに大量使用されていた。



•石綿紡織品(石綿布、石綿パッキンヒモ、耐熱防火服)
• 石綿含有建築材料(石綿スレート板、ボード類、吹付石綿)
• シール材(パッキン、ガスケット)
• 摩擦材(ブレーキライニング、クラッチフェーシング)
• その他(保温材、電気絶縁材など)



アスベスト(石綿)は、建築物に耐火被覆材として壁面や鉄骨などに吹付けて使用されているほか、壁、天井、設備などの断熱材としても使用されています。アスベストの高性能および安価により、建物のさまざまなところに応用されています。具体的な例は以下に示します。
・耐火被覆(鉄骨・ブレス)
・断  熱(室内保温)
・結露防止(吸排湿性能)
・吸  音(学校・機械室など反響防止)

吹付アスベストの使用例
↑倉庫…耐火被覆、断熱材として使用されている
↑工場…吸音材、断熱材として使用されている
 
↑鉄骨材…耐火被覆材として使用されている
↑石綿セメント板(波板)…防火、耐水用 ↑石綿セメント板(ボード)…吸音用

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